【福島県】いかにんじん|株式会社ももがある
〇一番おいしい「完熟もも」を食卓へ
株式会社ももがあるは、2016年設立。
東日本大震災で閉鎖が決まっていたいかにんじんの加工場を買い取り、従来のいかにんじんの製造に加えて、福島県のももを使った商品開発をスタートしました。瞬間冷凍することで、旬の完熟もものパッケージに成功。食品添加物を一切使用せず、素材の旨味を活かした商品を全国に届けています。福島県の農家さんをパートナーとし、女性が活躍できる会社作りにも力を注いでいます。
〇お箸が止まらなくなる癖になる味わい
いかにんじんは福島県のソウルフード。食感の良いにんじんに、スルメイカのだしがしっかり染み込んでいます。
福島県は土地が広く、海沿いだけでなく内陸もあるため、漁師が生のイカではなく干したスルメイカを使ったことで誕生しました。お酒のおつまみとしても人気で、ご飯に乗せたらお箸が止まりません。大手お菓子メーカーの社長は福島県出身で、いかにんじん味のポテトチップスを発売。ももがあるのいかにんじんの味をモデルに商品開発が行われました。いかにんじんは東北ならではの食文化ですが、全国の方々の味覚に合うように作られています。にんじん嫌いの子供も食べられる、癖になる味わいが魅力です。
〇添加物ゼロの昔ながらの製法を守る
いかにんじんは昔ながらの味と製法を守り続け、ひとつひとつ丁寧に手作りしています。
添加物を使わずに、素材の味をどう活かすかがテーマです。パッケージは思わず手に取りたくなる元気な色にしています。漬け物は長持ちさせなければならないので、無添加を使った商品はあまり見かけなくなりましたが、昔ながらのレシピを踏襲することで、保存のきく無添加の漬け物は作ることができます。技術として残せるものを残しながら、同じ味を保つことができるように努力を続けています。
〇取材者より
製品の味はもちろん、パッケージにもこだわっている点が素敵だなと思いました。私が商品を購入する際には見た目を重視します。ももがある様の商品は思わず手に取ってじっくりと見たくなる色や柄です。取材をさせて頂いた齋藤さんの「桃のテーマパークを作りたい」という夢が叶うように祈っています。(取材:神埼寧、文:田中絵里)
◆会社情報
サイト:株式会社ももがある (momogaaru.co.jp)
住所:福島県福島市田沢木曾内前6−8